川上のこだわり
Philosophy
素材と向き合い、
手間を惜しまない
昔ながらの手仕事と確かな技術で、
練り製品をつくり続けています。
こだわりのすべては、
美味しさと安心のためにあります。
Point01
こだわり その1 「石臼」
熱を抑え、旨みを閉じ込める
すり身をつくる工程において、昔ながらの石臼を使用し
ています。石臼は熱伝導率が低く質量も大きいため摩擦
熱の影響を受けにくく、加工中のすり身の温度を理想的
な11~15℃に保ち、素材の鮮度や品質を守ってくれます。
さらにこのひと手間により、生食ではコシの強い食感を
楽しむことができ、加熱しても煮崩れしません。私たちはこれからも、時間と手間を惜しまず石臼を使い続けます。
Point02
こだわり その2 「手造り形成」
職人の感覚で仕上げる
形成は職人の手作業によって行われています。経験を積んだ職人が、自分の手の感覚ですり身を適量ずつ取り分け、ひとつひとつ手で成形したうえで、加熱器(フライヤー・蒸し器・焼成機)に投入します。
手形成の魅力
- できあがりの形の絶妙なばらつきの面白み
- 種物の「ごぼう」「にんじん」などが表面から跳ねておいしそうなビジュアルに。
- 種物が大きくても不ぞろいでも形成できる。
- 多品種少量生産への対応も容易。
- 機械成形では素材がつぶれてしまうが、手形成では素材の良さや具材感を生かすことができる。※一部商品(玉天・角平天など)は機械形成です。
Point03
こだわり その3 「素材と鮮度」
素材の持ち味を引き出す
練製品の命ともいえる魚肉は、鮮度が落ちると風味や食
感に大きく影響します。そのため、川上食品では温度管
理を徹底し、石臼で低温のまま丁寧に練り上げることで、
素材本来の旨みと食感を活かしています。
また、すり身だけでなく、使用する魚介類や野菜も良質
なものを厳選。例えば、北海道産のたこ、淡路島産の玉
ねぎ、新鮮な枝豆やとうもろこしなど、素材の持つ風味
と彩りを大切にしています。
Point04
こだわり その4 「安心・安全」
徹底した衛生と品質管理
川上食品では、お客様に安心して美味しく食べていただける商品をお届けするため、徹底した安全管理を行っています。原料の受け入れから製造、出荷まで、すべての工程において厳格な衛生管理基準を設け、製品の品質と安全性を守っています。
特に鮮度管理には細心の注意を払い、原料の入荷時には鮮度・品質チェックを実施。製造過程では定期的な衛生点検と温度管理を行い、常に清潔で安全な環境づくりに努めています。
また、万が一のトラブルに備えたトレーサビリティ体制も整備し、原料の仕入れ先から製品出荷までの履歴をしっかりと管理。迅速な対応ができる体制を構築しています。
Equipment
工場設備のご紹介
多数の製造ラインを保有しているため、
幅広い商品群の生産対応が可能です。
- 01下処理工程
- サイレントカッター、石臼、スライサー、蒸気釜、ミンチ機他
- 02加熱工程
- フライヤー、スチーマー、オーブン
- 03包装工程
- ラップ包装機、ピロ包装機、深絞り真空包装機他